先日紹介しました、窓枠に軒とブラケットを取り付けました。
今の様に気密性と防水性の無い窓に対して、当時の建築家達はどうやって窓回りの雨仕舞いをしたら良いのか・・・考えていたはずです。
しかも当時の建築家達はそれをデザインとして考えようとしていました。
だからこそ、理の叶った美しいエレメントやディティールが生まれていったんだと思います。
この家に付いている窓は、気密性も高く防水性に富み、断熱・防犯ガラスを兼ね備えた高性能な日本製のサッシです。
言ってみればエンジンはフェラーリ。
だけどボディが格好悪かったら意味がありません。
この窓の屋根の軒は、雨仕舞いの勾配を取り、外壁が汚れない様に考慮しつつ、石と石膏の当時の建築の技術で創ることの出来た、直線と角だけで創ったデザインです。
ノスタルジーな当時の外観を創る為の、レトロなアンティークの車のボディと同じです。
このバロック建築の家の秘策の一つです。
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いつも読んで頂きありがとうございます。
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2 comments to this article
たあな
on 2010年3月30日 at 9:54 AM -
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日本製のサッシも、工夫次第でこんなにも装飾的になるんですね?!
窓に関しては、僕もつねづね「デザインを優先したいけれど機能性で考えると日本製がよいのか」と考えておりました。
こんなふうにかっこよく仕上げる事ができるなんて驚きました、自分の家をたてる時は、ぜひマネします!!!
(いつになるやら)
輸入キッチンデザイナーR.K
on 2010年3月31日 at 1:09 AM -
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~たあな君~
真似したいと思ってもらえるなら光栄です。
真似して下さい。
私は次のデザインを考えて行きます。