More from: ■デザインについて

『なぐり』と『のこめ』

なぐり1_400
以前『なぐり』と言う日本の伝統的技法について書いたことがありました。
輸入住宅のエッセンスの中に溶け込む”和”の技法ではないか?
とずっと思っています。
朱色に塗装したこのドアですが、アジアンモダンにもエキゾチックな空間にも、
コーディネートの仕方一つで、輸入住宅の中に和の空間を創れると思います。
鋸目1_400
これはもう一つの技法『鋸目』=『のこめ』と言う技法です。
ゴシックの『なぐり』
アールの『のこめ』
デザインを膨らます一つのエッセンスだと思います。

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五感を響かす男の浪漫とデザインの原点

ロータス2
昨日は愛知県の幡豆町という所のある会社の社長さん宅に居ました。
このスポーツカーどう思いますか?
ロータス1
あの名車の“ロータス”が40周年を記念して、世界限定40台のみ生産した車だそうです。
ロータス3
日本にはこれを含め2台しかないそうです。
ロータス4
名前は“LOTUS EXIGE SPRINT”と言います。
ロータス5
昨夜、峠道をドライブに連れて行ってもらいました。
路面の砂利一つを感じるとる、タイヤとサスペンション。
低音で鳴り響く、ミッドシップのエンジン音。
ロータス6
流れるようなボディー。
信じられない程に路面に食いついて粘るタイヤと切れ込むようなコーナリング。
ロータス7
そして、後姿の美しさとファッショナブルなカラーリング。
全ての五感を研ぎ澄まさないと乗っては居られない、行動を走れるスポーツカーでした。
建築にも通ずるモノがあります。
人が目を引き、衝撃を感じるデザインや意匠って・・・
究極的にはカッコイイものです。
カッコイイ・・・の理由ってなんだろう・・・
それは五感に響くということではないでしょうか?

昨日のエンジンのサウンドが、
なんかチマチマしてしまい・・・かけそうな、私の考えを破壊してくれた様な気がしました。
かっこいいモノに憧れる。
強いモノに付いて行く。
美しいモノに惚れる。
早いモノが勝つ。
優しいモノにホッとする。
愛するモノに情熱を感じる。
ファッショナブルなモノが華やか彩る。
鋭いカーブを切れ込む強いチカラに、突破力を感じる。

単純です。
柔と剛。
能書きどうのじゃないんです。
そういうストレートな建築をして行こうと思った夜でした。

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聖パウロ教会-軽井沢

聖パウロ教会1
昨日軽井沢で打ち合わせがありました。
このところ週に1回のペースです。
室内ドアのデザインとトリムワーク・室内塗り壁の色の決定をしてきました。
私だけの打ち合わせだったので、思ったより早く終わり、
軽井沢のビルダーさんに、少し街を案内して頂きました。
軽井沢のウェディングでも人気のある聖パウロカトリック教会を見てきました。
コンクリートの打ちっ放しに、木のパネリング。
モダンの中に温かみのあるデザイン。
調べてみると・・・
この設計は私の大好きな、あのアントニン・レイモンドの手掛けたモノでした。
以前ブログにも書きましたが、フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルを設計する際に助手として来日し、日本にモダニズムを広めた一人です。
アメリカ建築会の巨匠でもあり、コンクリートの打ち放しを、世界で始めて試みた人物です。
建物を見てうなずけます。
聖パウロ教会2
内部は・・・また圧巻です。
外観のコンクリートと木のコンビネーションのモダニズムがプロローグだったのか・・・
日本の伝統工芸でもある”なぐり”の丸太を交叉させた、迫力のあるトラス。
窓ガラスには和紙を貼り、とても落ち着きと安心感のある、ほっとする様な空間です。
斬新な建築である様に見えますが、さりげなく色んな技法を駆使しています。
そして、冷たくない温かみのあるモダニズム。
これも、私の大好きな、伝えて行きたい”アメリカンモダニズム”です。

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