壁の色を遊ぶ。
タイルを遊ぶ。
そうすると、壁を向いて料理するキッチンが楽しくなります。
輸入キッチンをデザインする事は…
空間をデザインする事…
つまりは、家を創る事…につながるのかなぁ~笑
そういう楽しい仕事がしていければ最高ですね。笑
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輸入キッチンから始まる家作り。こだわりの輸入住宅づくりの成功を応援するブログ
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タイルを遊ぶ。
そうすると、壁を向いて料理するキッチンが楽しくなります。
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つまりは、家を創る事…につながるのかなぁ~笑
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これがL型の輸入キッチンの理想形だと思います。
1.L型にガスとシンクを配置し、調理スペースはコーナーで45度の動線で両方を行き来できる。
左のガスと右のシンクが45度で向き合えるのは体を反転しなくていいのベストです。
2.アイランドはフラットな大き目のカウンターのみとして、作業台、配膳スペースとして使える。
もしアイランドにシンクがあると、作業台としての効果は薄れ、アイランドのバリエーションの可能性が低くなってしまう。
3.通路スペースは90㎝とする。
引出を開けても対面にぶつからない、キッチンとアイランドを歩幅ゼロで向き合えるから。
4.シンク側に勝手口のドア、ガス側に冷蔵庫が設けられる。
理由を書くまでもないですが、ベストです。
これが結構できないんですよね…間取り的に…
5.シンクの前が明るい採光の窓が設けられガスの前の壁をタイルなどで遊ぶ。
L型のキッチンの唯一のデメリットは壁に向かって料理をすること。
シンクの前に大きな最高の窓があると、キッチンも明るくなるし景色が見える。
ガス側のタイルも同様ですね。
デメリットをメリットに変えられます。
壁を向いて暗いキッチンになりがちですが、キッチンには窓とタイルが大切です!
今日はこの辺で…笑
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輸入キッチンや家創りをする時って
必ず物語やストーリーがあるんですよね。
今回の輸入キッチンは
●ウィークエンドに娘さんと料理やお菓子創りが出来る大きなアイランドが欲しい!
●開放的な窓がたくさん欲しい!
●朝食を食べながら、ゆっくりとコーヒーを飲む事の出来るブレックファーストヌックが欲しい!
間取りや、予算、構造の出来る範囲は限られています。
だけど、お施主様の夢を叶えたい…
ここがいつもの葛藤になっていく訳です。笑
まず…大きなLDKを希望されているが為、ブレックファーストヌックを創るとキッチンまたはLDKを少し狭くしないといけない。
それは嫌だと奥様が言う…
やっぱりそうだよね…笑
輸入キッチンデザイナーなら、輸入キッチンの中にブレックファーストヌックを創って見せろ!
と自分に言い聞かせながら…
娘さんとの週末のお菓子創りにも、パーティーでの料理の配膳としても充分な1mx2mの大きなアイランドを設け、片側を窓に向かって座る事の出来る、奥様専用の一人掛けブレックファーストヌックにあたる役割のデスクコーナーを設けた。
そして物語はここから始まるのです。笑
この家はアーリー・アメリカン様式の家。
アメリカが独立する前の英国植民地時代のコロニアル様式です。
簡単に言えば…
古き良きアメリカ。
ノスタルジーでオールディーズの曲が流れる、心地良い雰囲気。
素朴で土の匂いのする、たくましい家。
それが今回のコンセプトです。
もっと簡単に言うと(笑)
マディソン郡の橋でメリル・ストリープ演じるフランチェスカがこのアイランドで物思いに吹けながらブレックファーストティーを飲んでいる。
そんな甘く切なく、ノスタルジーな空間の輸入キッチン。
そんな家を創りたかった…
この家の奥様がアメリカの方なので、余計にかぶってしまいます。
そして、自分が家創りをしながら輸入キッチンが創れることに、最高の幸せを感じます。
何故なら…
窓の数、位置、大きさ…照明の位置…
全てをコントロールしながらデザイン出来るのである。
家創りをさせてもらえる人間の特権ですね
お施主様にはもっと窓が欲しいと言われ…
これ以上窓を増やしたら壁が無くなって家が潰れちゃいますよ~
なんて言いながら、少しでも大きい窓が入るように構造計算しながら、デザインは絶対ダブルハングの格子付の窓は外せないですよね!
と言いながら、輸入キッチンを含めた楽しい家創りの話も出来ました。笑
燦々と陽射しや景色の入る窓。
ノスタルジーな少し陰影のあるデスクやパントリー。
シンクやガスに合わせたシンメトリーなライティングや窓の配置。
通路部の光量のバランス。
家創りをさせて頂けるからこその、拘りと楽しさです。
長くなりました…笑
続きはまた明日という事で…
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