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スパニッシュ・ミッション様式の家-始まります。

スパニッシュ・ミッション様式の家パース_400
運命的な再会で大安吉日の昨日、ご契約頂きました。
今回御施主様と創っていく邸は
“スパニッシュ・ミッション様式の家”
塗り壁と瓦屋根の家ですが、今回もかなり拘っています。
フランスの片田舎の山に建つそれは”プロヴァンス様式”
スパニッシュ様式はそれと違います。
地中海に面したスペイン・イベリア半島は、海風と暑い陽射し照り注ぎます。

麦わら帽子を目深にかぶった様に軒をかぶらせ陽射しを遮りたい・・・
西暦711年頃から支配され始めたイスラム教の影響によってロマンティックなイスラム建築がたくさん出来ました。
アルハンブラ宮殿を始めカテドラルやメスキータ=モスクと呼ばれる寺院や教会。

今回はこのイスラム教の影響を強く受けた教会=ミッション様式です
対照形を原則とし中央部にペディメントであるポーチコが計画されます。
アンダルシアのイスラム建築でよく見られるアーチの多彩なデザイン。

海に面した夏の暑い陽射しを遮る、
麦わら帽子を目深にかぶった様な庇の軒と共に
スパニッシュ・ミッション様式の家を創って行きたいと思います。

御施主様は10年前に私共の洗面化粧台を購入頂いたOB様です。
海外赴任の為、家を売却しアメリカに駐在され、
任務を終えて日本に戻り家を建てようか・・・
という時に今度はロッキーズのキッチンをと・・・
昨年末に嬉しい出会いがあり、
私共も建築をしている事を話すと
ぜひプランして欲しいと・・・
頑張ってきて良かったなぁ・・・って
続けてこれて良かったなぁ・・・って
嬉しくてたまりませんでした。

そんな再開と思いに感謝しながら
年末年始の休みを掛けて一生懸命考えた邸です。

年末にアマゾンで何十冊の洋書や本を買った事か・・・笑
建築がまた楽しくなってきました!笑

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ワールドデザインハウス

ワールドデザインハウス_400
弊社が今年建築しました、”バロック建築の家”
“ワールドデザインハウス”というWEBサイトで紹介されました。
“バロック建築の家”はお陰さまで輸入住宅スタイルブックと言う本の表紙も飾らせて頂き、お客様からのお問合せも非常に多く、とても意味のある大切な建築となりました。
このサイトは輸入住宅系のブログや建築に興味がある方はご存知だと思います。
拘りの本物志向の輸入住宅を建てている会社がたくさん載っています。
このブログをご覧の皆様にも、きっと役立つ情報がたくさん載っているサイトです。
また、その中にある“輸入住宅ワンポイントアドバイス”
というページの
“キッチンから考えてみたい 建築様式の『美』を楽しむ住まい”
の記事を、恥ずかしながら私がお手伝いさせて頂いています。
正統派の海外の建築を発信するメディアはとても少ないです。
このサイトを創っている会社の人達は、
情熱を持って、拘りを持って
頑張っている方達です。
良い出会いが出来たなぁって・・・
嬉しく思います。
私もまたご共鳴出来るお施主様と出会えたら
創りの手の一人として、
拘りの伝統的建築様式の家を
建築していきます。

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バロック建築の家44-再会とひと時のお別れ


今日は久しぶりにバロック建築の家を創って頂いた魔術師さん達と再会する事が出来ました。
お引渡しをして1ヶ月ほど経つのですが、
工事中、個々に自分の責を果たされた魔術師たちが、
一人、また一人と現場を去り・・・
完成をしたこの邸の前で、どうしても皆さんに御礼を伝えたく
お施主様と相談して、私が魔術師と呼ぶ
腕利きの職人さん達に集まって頂き
“感謝の会”と題したパーティーをしました。
皆さん既に次の仕事に向かっています。
だけど、こうして力を貸して頂いた職人さん達が集い、楽しい宴をともに過ごす事が出来るなんて、胸が一杯になりました。
みな胸を張って仕事をして頂いたからこそ、今日ここに集う事が出来たんだと思います。
そういう仲間と共に、お施主様に本当の引渡しが出来た事を我ながら誇りに思いました。
間違いなく誇りです。
雑誌の表紙にもなり、そして今日一つの仕事が終わりました。
本当にありがとうございました。
今日でこの魔術師達とひと時の別れになります。
もっともっと勉強し、誰にも負けない想いを込めた、
拘りの海外の伝統的建築様式の邸を創れる様に、
素敵なお施主様と出会い、喜んで頂ける様なお手伝いが出来る様に
また明日から頑張っていく事が私の使命です。

そして、必ずこの魔術師達と再会する為に・・・

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