緊張感と余韻のある洗面化粧台。
マテリアルと色、質感が大事なんだと思う。

基本的には艶を落としたステンレスの輸入水栓やオフホワイトのキャビネット。
ブラックの洗面シンクのエナメル塗装だけが、美しく光る。
このコントラストのギャップ。
カウンターも前後の立体感を作りデザイン性をつくる。
緊張感をつくるには、少しの高級感も必要だと思う。
おなじみのメリラットキッチン、デルタ水栓、コーラーシンク。
それらの持つ可能性はとても高い。

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Vintage Oak Styleなのですが…
洗面化粧台はガラッと変わってエレガントに仕上げました。
何故か…?
身支度を整え、化粧をし、髪の毛をセットし、洋服を着飾る。
毎朝戦いに出発する前に自分の心と姿を確認する場所。
好きな女の子とデートに行く前に、気合いを入れる場所。
洗面化粧台って、自分の心と体と向き合って、出発前の自分をコントロールする場所であったりもする。
リビングは戦いから疲れて帰ってきた時の安らぎの場であって欲しい。
洗面化粧台はこれから出発する為の、張り詰めた緊張感があった方が良い。
だから、ちょっと凛とした空気感の洗面化粧台をつくりました。

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上手く言えないのだけど
余韻のある空間を創りたい。
人の気配を感じると言うか…
温もりというか…
今さっき誰かがここを通り抜けたような…
人肌の温もりを感じる家をつくりたい。
難しいですね。

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