More from: ■輸入キッチン

アメリカンモダニズム2


以前ブログで書きました、私の会社のショールームのキッチン。
アメリカ メリラット社=Merillatのアメリカンモダニズムをテーマにしたデザインです。
写真にマウスを当ててもらえますか?
キャビネットの収納部が見えます。
アメリカンモダニズムと言うからは・・・
ハードウッドのメープルとステンレスを組み合わせましたが、
一番に考えたのは、規則正しく見えるドアのプロポーションと
それによって犠牲になってしまう使い勝手や収納をどう纏めるか・・・
ほとんどのドアの幅と高さは18″=457mmとその倍の36″=914mm。
この黄金律が一番ドアのプロポーションを綺麗に見せてくれるのです。
収納も
1.大きな鍋の引き出し
2.引き出しだと高さが制限されるのでワイドのスライドトレー
3.スライドのゴミ箱や米びつや洗剤。
4.調味料などのボトル収納
5.食洗機
を加えて創りました。
輸入キッチンはデザインだけって言う方もいらっしゃいますが、
収納や使い勝手も負けていないんです。
ぜひショールームに遊びにいらして下さい。

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アメリカンモダニズム1


私の会社のショールームのキッチンです。
3年ほど前に“アメリカンモダニズム”というデザインを創ってみようと思いました。
個人的好み・見解なのですが(誤解の無い様に)、
私はヨーロッパのモダンがちょっと冷たくて、長く人が住まう家にはあまり向かない・・・と思っています。
でも、モダンな建築って格好良いですし、大好きです。
上手くモダンを住宅に取り入れられないかなぁ・・・と思い考えてみました。
ヨーロッパのそれとはまったく違うモダン。
シンプルで力強いだけでなく、微かにエレガントさを匂わせる。
そんな内に秘めた感覚がエッセンスとなりアメリカンモダニズムを完成させる。
素材の持つ冷たさを感じさせないその暖かさは、少し懐かしい・・・
永遠の時を共有する仲間のような存在。
そんなフォルムと発色を兼ね備えた唯一無二のデザイン。
それが、ロッキーズコーポレーションの創ったアメリカンモダニズムです。
木とステンレスを合わせる。これってどう思いますか?
木質系デザインの中にクロームのコンテンポラリー調のノブ。
アールデコのモールディングを使用する。
ドアのエッジはシャープな物を使う。
ハードウッドのメープルだからステンレスの無機質と合うんです。
次回、詳細をお伝えします。
宜しければショールーム、ご覧にいらして下さいね。
明日から、以前ブログで書きました千葉県富津市の輸入キッチン施工が始まります。
4日程出張しますので、宿にネット環境が無ければちょっとお休みになってしまうのですが・・・
ご紹介できる写真たくさん撮ってきます。
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トラディショナルデザイン1-詳細


先日ご紹介しました、トラディショナルデザインのキッチンの図面です。
レイアウトとしてはプレーンなL型キッチンです。
メーカーはKraftMaid社=クラフトメイド社です。
Butter Rum Glazeと言う塗装で、ディティールの陰影を出す塗装が特徴です。
天板はマロンブラウンと言う大理石を使用しました。

アイランド部の写真です。
両サイドに縦溝のフィラーを使用しました。
バーシンクもコーラー社のブラックを使用して重厚さを出しています。
写真にマウスを持っていって下さい。
ゴミ箱を出し入れ出来る様、加工しました。
アイランドを西洋のクラシカルな雰囲気にする事を意識しました。
トリムワークの一例
ウォールキャビネットのデザインの一部です。
吊戸棚を並べるだけでは・・・
ここは収納を分割し、リズム感を出し、
トリムワークを使用して、立体感を出しました。
GE冷蔵庫&ミーレ電気オーブン
GEの大型冷蔵庫とミーレの電気オーブンをビルトインして
海外のキッチンと同じ風合いです。
この辺りの設備機器が国産になってしまうと
だいぶイメージが変わってしまいます。
シンク&水栓
シンクはKOHLER社=コーラーのティンバーライン色。
輸入水栓はDELTA社=デルタのブラス色。
深い色と金色って合うんですよね。
シンクやカウンターの濃い色が金色の水栓に反射して
重厚な金色を映し出してくれます。
浄水器も金色で拘りました。
デザインに西洋建築の様式を取り入れて色は飴色の茶色。
基本的に同じ幅の扉で設計して、シンプルな線にすることで
西洋建築のトリムワークがクドクならないんです。
トラディショナルなキッチンにしたポイントでした。
まだまだデザインの勉強はしないといけないですけど。
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