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尊敬する建築家


アンドレーア・パッラーディオと言う建築家をご存知ですか?
Andrea Palladio
19世にイタリアで活躍した、有名な建築家でヴェネチアを中心にたくさんの作品を残しているのですが、世界遺産にも登録されるほどの歴史的にも重要な建築家の一人です。
ローマ様式の美しい建築は、後にパッラーディオ主義とも呼ばれ、今のアメリカの建築にも影響しています。
建築様式に個人名が用いられたのは、おそらく例がないと思います。
私が尊敬するのは、シンメトリーを得意とした規則正しい美しいデザインと、私の大好きなトリムワークのアーティストなところです。
私は彼の作品集を集めるのが好きで、集めては感銘を受け、勉強させてもらっています。

そして最も尊敬するのは、彼の創った建築物の素材感・色使い・バランスです。
この建築家のイマジネーションと精密なディティールの重ね合わせの連続は、私の海外の建築に対する想いに、いつも火を炊きつけられます。

ご興味ある方はぜひ彼を調べてみて下さい。
きっと素敵なデザインと巡り合えると思います。

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建築家"前川國男"と海外の建築の共通点1

前川國男 自邸1
私の会社の近くに”江戸東京たてもの園”があります。
そこには”前川國男”の自邸が移築されています。
有名過ぎますが、私も同様に尊敬する建築家に
“前川國男”と”吉村順三”と言う方がいます。
(尊敬の象徴なのであえて、名前で表記します)
前川國男という建築家は、日本のモダニズム建築・日本現代建築の礎を作った人で有名です。
世俗的ですが・・・解りやすい1つの説明の方法としては、
この前川事務所出身の中に”木村俊彦”と”丹下健三”がいます。
木村俊彦と言う人は独立して、後に出てくる“安藤忠雄”の大規模建築の構造計算をして支えた人です。
丹下健三は丹下研究室出身の“黒川紀章”を育てた人です。
そうです。
言ってみれば、日本現代建築の父の様な人です。

では何故・・・日本のモダニズム建築の旗手であったのか?
前川國男という建築家は大学を卒業してパリへ行き、
あの”ル・コルビュジェ”の事務所に入所しました。
そうです。
世界の建築を学んだのです。
だんだんワクワクしてきます。

そして帰国してアントニン・レーモンドのレーモンド事務所に入所しました。
アントニン・レーモンドとはあの”フランク・ロイド・ライト”が帝国ホテルを設計する際に、設計施工助手として来日し、その後日本に設計事務所を作り、海外のモダニズム建築を日本に広めた一人です。
そしてレーモンドはコンクリートの打ち放しの建築を世界で初めて試みた人物です。
後の安藤忠雄が前川國男-木村俊彦の延長線上にいるような気がしませんか?

そして、このレーモンド事務所には・・・
なんと前川國男と吉村順三がいたのです。

世界近代建築の三大巨匠とは・・・
ル・コルビュジェ
フランク・ライド・ロイド
ミース・ファン・デル・ローエ
前川國男という建築家は、
コルビュジェに師事し、レーモンドを通じてロイドの建築を学んだ人なんです。

こんな人そうそう居ません。
そして、私の輸入住宅の世界とは比べ物になりませんが、
世界の建築を学び、造形をした人物なのです。
前川國男 自邸2
そして前川國男が創った自邸は
大きな切妻の屋根に、伊勢神宮をモチーフとした真ん中の丸柱。
そしてシンメトリーなシンプルでモダンな設計。
実はここに、当時の輸入住宅と言いますか、
モダニズムと海外の香りがするのです。

だからこそ、輸入キッチンデザイナーが尊敬する前川國男なのです。
この家の詳細は、またご紹介します。
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面倒くさくてすみません

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R階段の魔術師2

R階段の魔術師6
アールのレールに流れるように並ぶスピンドル=子柱。
本当に芸術です。
この魔術師の組み上げた、芸術的なアール階段をご覧下さい。
R階段の魔術師7
R階段の魔術師8
R階段の魔術師9
こういうアールの手すりの裏の継ぎ目は、パテなどで補修してしまうケースが多いんです。
こんなに綺麗に組み上げたアール階段は15年間の私の仕事の中で始めて見ました。
素晴らしい。
本当に美しいです。
R階段の魔術師10
どうですか?
この階段、スターティングとレッド=1段目から
全てこの魔術師が組み上げています。
大工さんに下地を作ってもらったりしていません。
そんな人は早々いません・・・
彼は本当にアール階段の魔術師です。
ついに出会うことが出来ました。
実は、私の会社のアール階段を施工した事があったそうです。
本当に心強いアーティストが仲間入りしてくれました。
やっと本格的輸入住宅を建てていく準備が揃いました!
素敵なデザインと技術と感性のある職人=アーティストは切っても切り離せません。
これからやっていく仕事が楽しみでなりません!
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