輸入キッチンデザイナー川部竜太の"風と旅して"

【バックガード】を1センチで作ったもう1つの理由ですが・・・
この窓枠です。
実はこの窓枠も、カウンターと同じ人口大理石で作っちゃいました。
リフォームの為窓の高さが決まっていました・・・
今回の輸入キッチンはIHを使用。
IHは鍋を振る料理ではなく、鍋はIHに置いてかき混ぜる料理。
カウンターは高い方が便利になってきます・・・
お嬢さん達も背が高く、昔の85センチのキッチンのニーズも少なくなってきている昨今です。

写真右側にある、既存の窓は
クロスで巻き込んで、下の棚板は5センチ厚の木のカウンターです。
この下にカウンターを合わせると、高く出来ません・・・
人口大理石の窓枠を厚み12ｍｍで作って、カウンターを38ｍｍ程高くしました。
窓枠とカウンターが同じ素材で出来ていると、とても綺麗に仕上がります。
リフォームならでは…
新築現場では考えない、アイデアや工事が私達の引き出しの中身を増やしてくれるんです。
リフォームはいつもと違うことを考えるので刺激があってとても楽しいです。
【バックガード5センチ】のセオリーを時には破ることも必要です。笑

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この写真を見て、何か気づきますか?
キッチンのカウンターの背中の立上り【バックガード】って…
5センチって言うセオリーが何故かあるんです。笑
皆さんの家のキッチンってほとんど5センチだと思います。
それがダメって言う意味ではありません。
この輸入キッチンのバックガードは1センチで作りました！
何故でしょうか？

理由は…
①ボーダーのタイルをバックガードに見せた方が綺麗だと思いました。
②だけどカウンターの上にタイルを乗せると、入角が目地になって汚れるので1センチだけ浮かせました。
③5センチだとタイルの割付で切り物が出て模様が綺麗に見えない。
そんな理由から、
時にセオリーが邪魔をすることがあります。
そういうコトがお客様に選んで頂いた私達の拘りの1つです。
輸入キッチンだけでなくタイルやその他のリフォームなどの工事の依頼をいただく際は、デザインや意匠、使い勝手で気に掛けて行く仕事の範囲が増えていきます。
そこが腕の見せ所…というより仕事の楽しさですね!笑
だけど、本当はもう1つの理由があるのです。
何でしょう・・・?
ヒントはリフォームならでは…です。

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八王子の家の輸入キッチンリフォーム完成しました。
今年の1月末から打合せを始めて1年が経ってしまいました･･･笑
クラフトメイドのキッチンと迷いながら、最終的にメリラット社のキッチンでデザインが決定しました。
お施主様もご満足下さり、長岐に渡る仕事の充実感を味あわせて頂きました。
ありがとうございます。

設備機器や細かなデザイン、仕様･･･
拘ってきただけに、見所満載です。
準じてご紹介していきたいと思います。
宜しくお願いします。

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