先日ブログで紹介しました、写真は調整パッキンです。
写真のように床とキャビネットの間にパッキンを敷いて、床とキャビネットの振りくを調整します。
ただのパッキンではないのです。
0.6mm~5.5mmの厚みを調整できる様に、コンマmm単位のパッキンを作っています。
輸入キッチンの施工でここまで精度に拘る所はあまりないと思います。
逆に言うと、輸入キッチンだけを買っても施工次第では、見栄えや精度に大きな違いが出てきます。
パッキンで高さを調整した後は、レーザーでキャビネットの垂直水平を微修正し再度パッキンを挟みます。
するとキャビネットの連結部分に水平器を置いても正確なキャビネットの連結が可能になります。
輸入キッチンは無垢で出来ている為、キャビネットも湿気などの影響で、微妙に1mmとか2mmの範囲でサイズが違っていることが良くあります。
写真のように連結されたキャビネットの上部が綺麗に直線で繋がっている施工は、実際本当に難しいのです。
全てのキャビネットをこの様に丁寧に慎重に施工する事で、輸入キッチンのある意味でラフな部分を日本の施工現場で解消するようにしています。
輸入キッチンは取り付けが完了するまでが大切です。
私達は15年以上、輸入キッチンの施工をしてきた中で、こういったオリジナルの調整方法をいくつも作り出しながら仕事をしてきました。
お客様は出来てから見られるので解らないのですが、こういう地味な作業がとても大切で、輸入キッチンの取り付けに2~3日は最低掛かるのです。
今までに一番大きなキッチンは、施工に1週間掛かった時もあります。
よく大工さんがつける・・・とか聞きますが、そうは上手く行かないんです・・・
私達の職人は大工さんが使わない様な道具をたくさん持っています。
ご参考になれば・・・
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