輸入キッチンデザイナー川部竜太の"風と旅して"

バロック建築の家、ついに完成しました。
お施主様の為に、会社のスタッフと職人さん達と一生懸命創り上げた大切な邸です。
一人じゃ・・・大した事は出来ないものです。
だけど・・・その一人が集まると本当に素敵なものが出来ます。
人のチカラって凄いなぁ・・・そして感謝です。
ブログで写真を一杯ご紹介しようと思っているのですが・・・
先日撮影して頂いたカメラマンの素晴らしいアングルと感性に久しぶりに背筋がゾクッとしました。
私の写真なんかを見ていただく前に、アーティストの撮った写真を見て頂いた方が存分に雰囲気をお伝えできると思い、バロック建築の家の記事はしばし休憩します。
私の想いをこのアーティストが全て表現してくれました。
５月２５日発売
ネコパブリッシングより”輸入住宅スタイルブック”
という本です。
他にもたくさんの会社さんが紹介されますので、輸入住宅に興味をお持ちの方にはとても参考になると思います。
発売をお楽しみにしていて下さい。
ちなみに・・・
今日の写真は私ですので、勘違いしないで下さいね。
感性が違いすぎます。

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実は昨日雑誌の撮影がありました。
嬉しいお話です。
このカメラマンは光と影のアーティストでした。
写真を見た時に、涙が出そうになりました。
拘り続けた本物の素材やディティール･･･
写真は嘘をつきません。
近くに寄らないと解らない
割り肌のインド砂岩に写る揺れた影
風化した漆喰が現す乾いたコテ跡
ロートアイアンが吸収する艶の無い反射
光の乱反射を起こさず、光を吸収し、影がディティールの素材感を浮き上がらせてくれました。
工業製品や偽物の素材だったら、光は皆一様に反射するだけです。
影も揺れません。
このカメラマンが全てを解決してくれました。
今月中に雑誌が出る予定です。
ご興味をお持ちの方は楽しみにしていて下さい。

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家をお創りして終わりの予定だったのですが・・・
取材をして頂く事になり、カーテンなどのインテリアのお手伝いもする事になりました。
お施主様が長い間に少しずつ集めてきたアンティークの家具に合うように、絵やカーテンのコーディネートをしている最中です。
家具やカーテン、絵などが加わると空間に立体感や遠近感が出る様になります。
そこまでお手伝いをして建築なんだなぁ・・・って
建築って・・・芸術だと思います。
私はまだその領域に辿り着く事は出来ませんが、何が足りなくて、何が必要なのか・・・
足し算も引き算も含めて建築なんですね。
色んな事を勉強している最中です。

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