バロック建築の家9-屋根の通気・断熱・遮熱について2

屋根の通気層_400
昨日紹介しました、屋根裏の断熱材ですが・・

遮熱透湿の断熱材=マットエースこかげを使用しています。
アルミを貼ってあり遮熱しますが、透湿性が出ない為、穴が開いています。
これで透湿性を確保してあります。
しかも厚み50mmで32KG/M2の密度を誇る断熱材です。
こかげ3_400
天井裏は今こんな感じです。
お気づきの方もいるかと思いますが、この状態だと屋根を受けている垂木が断熱材の縁を切り、正確に言うとこの木の部分だけ、木が熱を伝えてしまいます・・・

実ははこれから、その下に・・・
厚み105mm 16KG/M2の密度を誇る断熱材
アクリアNEXTを全面に張ります。

最高級グラスウールです。
チクチクしません。綿の様です。
これで室内に熱伝道するものを防ぎます。
この50mmと105mmの断熱材を重ねることで
屋根断熱は155mm。
次世代省エネ基準に適合します。
住宅性能表示の省エネルギー対策等級の最高ランク『等級4』にも適合します。

屋根の通気・断熱・遮熱は、現時点である程度のレベルの高さが確保できたと思います。笑

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バロック建築の家8-屋根の通気・断熱・遮熱について1

屋根の通気1_400
私が伝統的建築様式だけでなく、拘りたいものに
構造と防水・通気・断熱・遮熱と言うモノがあります。
これからは、次世代省エネ・長期優良住宅・エコ・・・
何であろうと行政の流れに沿った長持ちする家
が創れなければ、家を創っていく資格がなくなります。
2年先、3年先じゃ・・・遅いんです。
だからこそ拘りたい、今からやっておきたいコトがあります。

写真は屋根の軒の部分です。
屋根の熱による輻射熱をどうやって建物に伝えない様にするか・・・
一番は空気層で遮断することです。
屋根の通気2_400
屋根の野地板の下に40mmの空気層=通気層を作りました。
40mmも通気層があると、断熱効果以外に、
屋根の下地の野地板を乾燥させて長持ちさせる効果もあります。

高さ40mmの通気層・・・
意外とやってない家が多いんです。
屋根の熱を40mm空気層=通気層で遮断する。
これは効果的な一つの方法です。
二番目は断熱です
明日、ご紹介します。

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バロック建築の家7-拘りのアイアンワーク

ロートアイアン1_400
現在製作中のロートアイアンのデザインの一部です。
室内の螺旋階段
ベランダの手摺り
玄関ドアのスクリーン
外部階段の手摺り
これらをすべて同じデザインで統一しようと思うと
規格製品では当てはまりません。
今回のデザインの上でポイントとなるアイアンワーク。
また図面を変更してしまいました・・・
私達が拘ると言うことは
このアイアンを作ってくれる職人の人達の
手作りも拘らざる終えません。

図面を創る毎に、
そんな大変なことを頼まないといけない
現実に・・・
今直面しています。
だからこそ、手が抜けません。

建築って
本当に人と人が創り上げていくモノですね。

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