特注サイズで作成したリビングドアです。
写真にマウスをあてると室内側の写真が見れます。
拘ったのは・・・
1に塗装です。
この手のホワイトのドアやモールディングは、ほとんどが現場で刷毛塗りになります。
私はその刷毛目が残った塗装がどうしても受け入れられず、かと言って現場で吹き付けなんて出来ないと言われるので、海外の工場で吹付け塗装をして輸入しました。
塗装が傷つかない様に・・・輸入するのが大変でした。
正直、どこまで妥協するのか・・・、どこまで拘るのか・・・
人それぞれですが、私は後者を選択しました。
この塗装に関しては、大変満足のいく仕上がりになり、お施主様にも喜んで頂けました。
昨日も書きましたが、内装の壁はスタッコフレックスのコテ塗りフラット仕上げなんです。
次に拘ったのが、玄関を開けたらすぐに見える、このリビングドアの風格を増す為のトリムワークです。
他の室内ドアのトリムワークとは一線を画すようにデザインしました。
写真はトップのArchitravesです。
縦のケーシングは輪郭を主張する為にFlutedを使用しました。
いわゆる・・・門型のゲートスタイルです。
ベースボードも高さとデザイン性のあるもを選び、プリンスブロックを使用して台座をつけることで、このドアが特別なモノである印象が出る様にしました。
何気に・・・奥に見えるアールのドア・・・良くないですか・・・?
最後はリビング側から見た全体の写真です。
オフホワイトのデザインって・・・
コーディネートが簡単なようで、本当に難しいです。
周りの色に簡単に影響されてしまい、その色が持つ色に見えなくなるんです。
何かのエッセンスを加えないと、全体がノッペラな物足りない空間になってしまう。
ディティールのプロポーションがはっきりと映り難い。
そしてお施主様のお好みの色があります。
試行錯誤と勉強の積み重ねです・・・ね。
明日も引き続き、内装ドアのご紹介をします。
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