輸入キッチンデザイナー川部竜太の"風と旅して"

府中の家のキッチンもだいぶ出来てきました。
今日はちょっとお見せします。
これは冷蔵庫スペースの上部の幕板です。
グレープ(葡萄)模様のオンレイという飾りをつけました。
色もホワイトベースにブラウンの拭き取りをしていますので、彫刻の陰影がコントラストされます。
こんな装飾は、輸入キッチンにしか出来ないお勧めのアイテムです。

次が吊り戸の上に回している、リボンの模様をあしらったモールディングワークです。
これは、最初にクラウンモールディングを取り付け、その上にリボンのツイストした模様を重ねて付けていきます。
角の止めの合わせも、模様が繋がる様に取り付けます。
簡単なようですが、熟練の技です。
ここまで来るのに、うちの職人は何度も何度も失敗を繰り返し、この止めの角度を探ってきました。
輸入キッチンのトリムワークはデザイン上とても大事なものですが、形にする技術ももっと大切なのです。
素敵なクラフトメイド社の輸入キッチンが完成しそうです。
完成しましたら、これもまたご紹介します。

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昨日のブログで紹介しました、KOHLER社=コーラーの洗面ボウルソリロキーがついていいる洗面化粧台のキャビネットの取り付けが完成しました。
写真にマウスをあててみて下さい。
右側のキャビネットはランドリーバスケット収納が付いています。
ここはバスルームの入り口になる洗面化粧台です。
洗濯物って隠しておきたいものです。
メーカーはMerillat社=メリラットです。
メリラットの人気の理由にはこんな気の利いたキャビネットがたくさんあることです。
アメリカでもっともポピュラーで値段もバリエーションも豊富な人気メーカーです。
新色のメープル材のダークブラウンで大人っぽい印象です。
今アメリカやヨーロッパのデザインは、モダンからダークカラーの落ち着いたカラートーンがトレンドになって来ました。
エレガントダークみたいな、重厚間があり、ディティールはシンプル・・・
そんなデザインバリエーションを各メーカーが新商品として出してきています。
これからタイルや壁紙が仕上がり、彩を加えるのが楽しみです。
完成したらまたご報告します。

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