最近光触媒の入った外壁塗料がたくさん出ています。
私も超弾性塗料のスタッコフレックスという商品を販売していますが、
最近よく間違った見解を耳にするようになりました。
光触媒って聞くと・・・汚れない! って思っていませんか?
実は半分あたっていて、半分間違っているんです。
光触媒を簡単に説明すると
塗料の中に二酸化チタンが混ざっていると、
その塗料が紫外線にあたった時に、空気を+と-に分解するのです。
つまり静電気を起こさなくするのです。
それによって、外壁ついたホコリが壁に付着しないで落ちてくれる。
ざっと説明するとこういうことです。
プロの方ならもう解っていらっしゃるかと思いますが、
①汚れを落とす性能ではない。付き難くする性能だと言う事。
②紫外線つまり日が当たらないと性能が発揮されない。
ここを勘違いされている方がとても多いのです。
光触媒専門塗料、ハイドロ・・・という塗料を使えば家が汚れない!?
そう勘違いされている方がとても多いのです。
雨垂れが落ちない・・・とかって言ってクレームを言われるケースが多いのですが、
①汚れを落とす性能ではありません。
②汚れを付き難くする性能なのです。
雨垂れは
①塗料で解決するのではない、
②建築の水じまいで解決しないといけないのです。
軒や笠木が伸びていないと、笠木に勾配がついていないと、
どんな塗料を使っても泥水が壁を伝います。
最近キュービックのモダンな建物が流行っていますが、
デザイン優先で笠木の出が無さ過ぎて、
雨垂れで汚れてしまう家が多いのは、それが原因です。
光触媒の性能を表示するのに光触媒除去率という数値を使用します。
光触媒専門塗料(私はこの言い方自体誇大表記だと思っています)って言うと
除去率が100%あると勘違いしてしまうお客様が多いのですが、
①実はどんなに性能が良い物でも除去率60-70%しか無いのです。
②しかも値段は¥4,000~¥5,000/m2もするんです。
この世の中に光触媒除去率100%の塗料は存在しないのです。
除去率100%は例えばガラスです。
ガラスってマジック塗っても引っかいたら落ちますよね!
よくカーディーラーのフロントガラスに値段書いてあったりしますが。
それをうまく利用しています。
大切な家をいつまでも綺麗に守るには・・・実は光触媒だけでは無理なのです。
どうして・・・?
家は東西南北同じ時間・同じ瞬間にコンディションは違うのからです。
①日当たりの良い南面
②隣地境界壁で日当たり・風通しの悪い湿った東西の壁
③日陰の北側
日当りの悪い東西北の壁は光触媒の性能が発揮しにくいのです。
高い塗料塗っても、もったいないですよね・・・
写真の家は、超弾性のスタッコフレックスを塗って7年経った家です。
光触媒除去率は46%です。
定価で¥1,500/m2です。
7年経ってるように見えますか?
何故綺麗なのでしょうか?
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