『なぐり』という茶室や数奇屋建築にには欠かせない日本の伝統的技法を
ご存知ですか?
[釿=ちょうな]という大工道具の化石と言われる刃物で
板の表面に凹凸の表現をつけていきます。
私は数年前、お客様のサラサホームさんとインデュアホームさんで
この素材を使った家造りをしているのを見て、心が止まりました。
輸入住宅のコトばかり考えてきた私にとって・・・
デザインをもう一度見直すチャンスとなりました。
和ですが、私にはモダンに映りました。
京都の社寺仏閣にあれだけの外国人が興味を持つのにも
何か海外の文化と共通するものがあるのではないか?
そう思っていた私に、とても斬新な技法と素材でした。
下処理の技法であった『なぐり』を建築の意匠として使用したのは千利休だそうです。
リズミカルで幾何学で直線と曲線を駆使し
ヨーロッパのゴシック建築のジョージアン様式始め
世界に通じる日本の建築技法があるんです。
私は常々輸入住宅に合う和室を創りたいと思っていました。
デザインのヒントって・・・
やはり伝統的建築に隠されているんですよね。
この技法を使って創ってみた部屋があります。
お楽しみに。
みなさん年の瀬でラストスパートなのにブログの更新凄いですね。
忘年会も多いし、仕事の締めもあと数日・・・みなさん尊敬します。
私も頑張ります。
ブログ村・輸入住宅でランキングで1位になることが出来ました。
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いつも読んで頂きありがとうございます。
下記サイトにもたくさんの方のブログが紹介されています。
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4 comments to this article
匿名
on 2008年12月23日 at 9:44 AM -
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なぐりはいいとして、ちょうな なんてよく知っていますね。
戸締り役専務
輸入キッチンデザイナーR.K
on 2008年12月23日 at 10:20 AM -
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~戸締り役専務さん~
興味を持ったときに何で削ってるのかなぁって
いろんな人に聞いて教えてもらいました。
今は機械でしょうが、昔はちょうなを使って手で削ってたんですね。
昔の人達は手をかけてましたよね。
いつもコメントありがとうございます。
Y.W.
on 2008年12月26日 at 1:25 PM -
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この前、SH北上の社長さん 「ちょうな」 を買ったそうです。
この時代にあえて手を加えて「ちょうな仕上げにする」
こんな、工場&機械化の世の中だからこそ価値がある。
温かく感じれるんでしょうね~。
輸入キッチンデザイナーR.K
on 2008年12月26日 at 11:37 PM -
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~Y.Wさん~
ちょうな売ってるんですねぇ。
でも、いい事ですよね。
想いが伝わる家に、きっとなるでしょうね。
無くしちゃいけない技術です。