最近石の建築にすごく興味を持っています。
北海道にもこんな建築がありました。
昔の人は現在の様なウレタンのモールディングや外壁材が無くても、素晴らしい建築を創ってきました。
昔は素材に種類が無いので、石で建築をしたのです。
一つのモールディングを作るのにも大変苦労したはずです。
今の建築より、ずっとずっと大変だったはずです。
だけどそこに建築の原点があります。
その乾いた感じが、なんとも言えない質感を持っています。
今この乾いた感じの建築を、実は研究しています。
なんか・・・
現代のように簡単に家を創っても、どうも納得できない・・・
材料が時と共に変化しても、デザインは変わらないのに・・・
だけど、人々が苦労して創ってきたモノにデザインの原点があるんだと思います。
石のモールディングなんて重たくて、落ちてきたら危険です・・・
効率よく建築を創る事は、安全であったり、簡単であったりすると思います。
でも気密性や断熱性の優れた家が創れるようにもなりました。
建築も時と共に変化していかないといけないと思っていますが、それは簡単に手を抜く事と勘違いしてはいけないと思います。
苦労して、時間をかけて創った建築に思いと情熱が込められているんだと思います。
北海道で建築の原点を感じています。
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2 comments to this article
age
on 2009年9月13日 at 7:13 PM -
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装飾って、おさまりを隠す欧米人の手法って知ってました?
最近知りました。
日本は、かつてはおさまりを隠さず、すっきりみせる考えでした。
ちり、一分、なんて欧米人のデコラティブで隠すには考えがないでしょうね。
輸入キッチンデザイナーR.K
on 2009年9月14日 at 12:19 AM -
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~ageさん~
コメントありがとうございます。
確かにそういう表現の仕方もありますよね。
ですが、例えばケーシング。
収まりを隠すと言うより、構造を傷めないでドアや窓を交換する為に考えられた装飾。
日本は枠収めの文化。
だから昔は漆喰壁とドアの枠の間に隙間が出来たり、ヒビが入ったり。
ましてやドアを交換しようと思うと枠を簡単に外せない。
建築は土地の風土や文化によって生まれていますので、それぞれに一長一短はあります。
ですので私はどこの伝統的建築様式を今回は創るか・・・と言うことに着眼点をおいています。
またご意見をお聞かせ下さい。
ありがとうございます。