いつの時代も

ホテルニューグランド3
2009年、横浜は開港150周年を迎えます。
いち早く海外に開かれた=開港の街・横浜で
歴史を刻んできたこのホテルニューグランドは
今日も変わらず横浜を見つめ、建築の原点を見せてくれます。
昨日のブログの大階段を上がったロビーの写真です。
西洋の香りとモダニズムを感じます。
やっぱりシンメトリーが基本です。
ホテルニューグランド4
ロビーを抜けると、このホールの様な空間があります。
天井は漆喰の様な気がしました。
そしてこのポスト&ビームのこげ茶の柱。
私の大好きなトリムワーク。
職人達が苦労しながら重ね合わせたモールディングワーク。
和洋折衷の高名な洋館のノスタルジーを感じます。
この時代に、このホテルを設計した人の、
時を越えた、この幾何学的なノスタルジーの感性にため息が出ます。
ホテルニューグランド5
調度品の椅子にも手を抜いていません。
やはり、設計って、デザインって細部に至るまで手を抜いてはいけないんです。
この椅子のこげ茶は柱の色と同じです。
特注でこのホテルの為に作られたのでしょう。
拘りって・・・
その人にしか解らないのかもしれませんが、
その人にしか解らないくらい溶け込んでいて自然なのが拘り。
決して主張していないんですね。
本物はいつの時代も変わらずに私達を響かせてくれます。
そんな建築を創れた人は幸せですよね。
私も創りたいです。
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3 comments to this article

  1. こーじ

    on 2009年1月8日 at 5:02 PM - 返信

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    細部まで手を抜かないか…。
    耳が痛いです、ね。
    ( ̄_ ̄#)
    明日…
    国家試験です。
    ガンバローっと。
    ( ̄▽ ̄;)

  2. 鬼嫁松

    on 2009年1月8日 at 8:14 PM - 返信

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    なかなか、カメラアングルが素敵ですね。
    あっ 大変遅くなりましたが、
    あ~~~けましてっ
    おめでとうございます。
    今年も川部ポエマー的ブログを
    楽しみにしてますね。
    本物を感じますね。
    この場所に行ってみたくなりました。
    では、今年も一年よろしくお願いします。

  3. 輸入キッチンデザイナーR.K

    on 2009年1月8日 at 9:15 PM - 返信

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ~こーじさん~
    細部まで手を抜かないって難しいですよね。
    私も勉強になりました。
    明日試験ですか!
    頑張ってくださいね。
    ~鬼嫁松さん~
    あけましておめでとうございます。
    ポエマー的ブログですか(笑)
    叙情的に書ける様頑張ります。
    カメラは三脚が無かったので、階段の手すりを三脚にしたんですよね。
    結構いいアングルでした。

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