光と影の演出-茶室編


最近、昔の人たちが創った建築ってスゴイなぁ・・・って
思う事がたくさんあります。
ある建物の茶室を見てきました。
茶室って、裏千家とか千利休とか・・・詳しいことは語れませんが、
私にも解るモノがありました。
写真にマウスをあてて下さい。
昼間の明るい時間と夕陽の射した時間の違いです。
日本人が創ったこの襖と障子の文化っていうのは、
本当に素晴らしいです。
昼間は照明が無くとも部屋が明るくて、
何よりも夕方の障子の組子の影が何とも言えないです。

趣があると言うか・・・佇まいってこう言う事なんだなぁって・・・
私も立体感とか素材感とか奥行感と言うのを大切に仕事をしていますが、
雰囲気のある景色って・・・
計算の上に成り立っているモノもあるんですよね。
部屋の向きもそうですし、
昔の人は自然と調和しながら住まう家を共存していたんだなぁって。
でも影ってすごく良いですね。
光と影の演出・・・
これは今の建築でもとても大切な手法だと思います。

デザインのヒントが落ちていました。

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