実はここまで上棟が進んでいます。
このデザインは破風、母屋梁、屋根垂木、軒をすべて無垢で表しとします。
現代の家作りではあまりやらなくなった工法です。
だけど、ここにあじわいのある雰囲気があるのです。
工業製品だけで覆いつくされた家ではなく、自然素材で自然に同化して時と共に変化していく。
それがコンセプトです。
だからこの表しにする軒は紫外線で焼けた経年の色にしたいので塗装はしません。
こんなことを書くと、雨や日差しにさらされて軒や垂木が腐ってしまうに違いない…
そう思われる方もいるかもそれませんが、水の中につけても25年腐らない特殊な木材を使用しています。
現代の技術を使い、先人が作った昔の家を再現させる。
今の時代に生きていたらきっとこんな材料を使って作るだろうな…
そんなことを考えながら家づくりをお施主様と一緒に楽しんでいます。
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