バロック建築の家4-強い家

構造1_400
バロック建築家ですが、構造も拘りました。
金物工法とエンジニアリングウッドで躯体を作っています。
柱に黒い金物が付いていますが、
これは接合部の強度が従来の軸組み工法よりも2.5倍の強度を持ちます。

従来の木造軸組み工法は、柱や梁などに欠き込みを入れて接合しています。
その場合、欠き込みによる断面欠損が生じ、柱や梁の持つ強度は大きく低下し、地震や強風時に倒壊してしまう要因となってしまいます。
金物工法は、接合部の欠損が少なく、強度の低下も防ぎ、施工精度も高めます。

柱は無垢ではなく、エンジニアリングウッド=集成材を使用しています。
無垢材の柱に比べ1.5倍以上の強さを持ち、法定基準のたわみ強度の倍の梁の強さがあります。
今回、木造軸組み工法で3階建てを建築していますが、
この金物工法とエンジニアリングウッドの構造が、
構造計算に於いても強さを余裕を証明してくれました。
大工さんや鳶さんも、上棟時に3階に上がっても全然揺れないって驚いてくれました。
しかも全てプレカットで、現場での端材は一切ないので、エコです。

構造には色んな考え方がありますが、
これからの次世代省エネ基準や長期優良住宅仕様・・・
どちらにしても耐久性があって長持ちし、地球に優しい家創りをして行かなければならないのです。

拘りたいデザインの前に、やらなきゃいけない大切な構造です。

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