今回の輸入キッチンの特徴の一つがドアのディティールと色です。
このボリューム感のあるドアの框のデザイン。
陽があたる事でこれだけの立体感が生れます。
シンプルなデザインを作っても物足りなくない…
と言うより、存在感がある、素材感があるという事がの方が近い。
輸入キッチンの中でもアメリカのトップメーカーたるクラフトメイドが創りだすドアの陰影。
ここまでのドアスタイルを持つ輸入キッチンメーカーはそうたくさんありません。
手間をかけモールディングを重ね合わせている丁寧な創り込みです。
この様な手間暇を掛けた仕事を日本のキッチンでやったらとんでもない値段になると思います。
おそらく、こういうデザインは作るのが難しいと思います。
西洋の建築のルーツを持つ海外の輸入キッチンならではの太さと細さと、出っ張りと引っ込みの素晴らしいバランス感覚です。
そしてこの色彩感覚。
WILLOWという薄いモスグリーン。
言葉にするのは簡単ですが、薄いってどこまでが美しい薄さなのか?
クラフトメイドは淡いグラデーョンの優しい色使いの表現がとても巧いです。
日本の塗料メーカーの何百色もある色見本帳には表現されない色です。
優しいきれいな色です。
これが輸入キッチンの感性です。
海外の色彩感覚って本当に優しくて美しい。
車もファッションもみんなそうですよね。
こういったディティールや色彩を使ってデザインが出来る輸入キッチンは本当に楽しい仕事です。
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